端午節句・立て札

2013.04.27

こんにちは。

端午の節句の季節ですね。

昨年の夏に私の甥っ子が二人に増えまして、今年はその甥っ子の初節句でした。

この間、上の子の5月人形を買いに溝口にある古いお店に行きました。

そのお店は20数年前に私の両親が、私のために5月人形を買ってくれたお店です。

 

左が甥っ子のお飾りで右が私のお飾りです。

昔は金の装飾が主流だったらしいのですが、最近は地味ながらも上品な仕上がりに

するのが増えてきているそうです。

 

私の子供大将も20年以上経過しているとは思えないほどの輝きを放っています。

母がきちんと管理をしてくれていたお陰というのが一番の理由ですが

日本の職人技も間違いなくあるのだと思います。

 

さて、通常5月人形にはこんな物が付くのが定番です。

これは私の5月人形についてきた札です。

当時は文字や柄も職人さんが一つ一つ手書きしていたそうです。

 

ですが近年職人さんの数も減ってしまい、今ではただの写真立てが付いてくるだけで

実際に甥っ子のもそうでした。

 

お飾りは立派でも札がプラスチックの写真立てなんて台無しです。

なのでレーザー彫刻で作ることにしました。

 

まずはイラストレーターでデータを作ります。

大きさは縦160mm×横100mmのサイズです。

右にあるのは札を立てるための足になります。

レーザーの機械は色によってカットか彫刻かを判別しています。

この場合は赤い線をカット。黒い部分は彫刻となっています。

データが用意できればあとはスタートボタンを押すだけです。

勢いに乗って二つ作ってしまいました(笑)

甥っ子にプレゼントしたら、とても喜んでくれました。

それまでは私の札の「大輔」を無理やり「ハルト」って書いてあると

誤魔化していたので、これで気兼ねなく「これは大翔(はると)って読むんだよ」って言えます(笑)

 

立て札でお困りでしたら気兼ねなくご相談ください!

切り文字やレーザー彫刻・カルプ文字の事は、マルチカット加工トンボにお任せです!

 

担当 稲本